だれかを憎めばその瞬間、あろうことかその憎んだ相手が、自分をコントロールするようになってしまう。自分の人生のステークホルダーとして、よりにもよって憎き相手を任命してしまうのだ。これ以上にナンセンスという形容が相応しいことはない。

自分の人生の主導権の一部を、憎くて仕方ない他人に委ね、しかも最悪の場合、民事・刑事の法的リスクまで発生する――そうまでしてだれかを誹謗中傷する価値は本当にあるのだろうか。いま、もしこの文章を読んでいるあなたが、ほんとうの顔も名前も知らないネット上のだれかを憎悪してやまないのであれば、もういちど自分自身に問いかけるべきだ。自分の人生を、本当にその相手に委ねてしまってもよいのかと。

あなたの人生は、あなたしか歩めず、しかもたった一回しかない。

ホントこれよ。

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